北千里へは登りと同じ岩塊のなかを黄ペンキに従って下っていきます。
北千里は平坦な砂漠のような場所で右に猿岩を見ながら、連なるケルンに導かれて法華院温泉へ向かいます。
北千里の法華院温泉側には大きな岩がゴロゴロした急な谷があり下の方は堰堤になっています。法華院温泉へはこの谷の右側にへばりついた急坂を足元に注意しながら下って行きます。途中からは坊がつるや大船山、平治岳が見えてきます。
急坂を降りきったところが法華院温泉です。

法華院温泉には自動販売機があり飲み物を購入できます。また、アイスクリームも打っています。ただ、やたらと高く下界の倍の値段でした。車で運んでいるようなので高すぎるという感は否めません。

暫らく休憩した後、坊がつるへ向かいます。シーズンには多くのテントで賑わうみたいですがこの日は平日のせいか、暑いせいかキャンプしている人はまったく見当たりませんでした。雨ヶ池への道が分岐するあたりにベンチがあり昼食をとりました。すぐ側には鳴子川が流れています。清らかな流れですが実際にはそれほどきれいな水ではないと何かの本で読んだ記憶があります。

雨ヶ池への道へと進み出すと再び登りが始まります。雑木林の中を1時間近く登ったところが雨ヶ池で木道が設置されています。雨が降った後は池が現れることから雨ヶ池と呼ばれているようですがこの日は乾上った状態でした。雨ヶ池を過ぎると道は下りとなり長者原まではまた雑木林の中を歩くことになります。
北千里へ降りる斜面から中岳、天狗ヶ城 北千里から硫黄山
北千里から久住山、久住別れ方面 北千里から諏蛾守越方面
北千里の道標 北千里の中央から硫黄山、諏蛾守越方面
北千里の中央から大船山方面 北千里から三俣山
北千里から法華院温泉へ下る谷 北千里から法華院温泉へ下る途中から坊がつるを見下ろす
法華院温泉へ下る途中から見た山荘 法華院温泉山荘
法華院温泉山荘 法華院から雨ヶ池を目指す(後方は平治岳)
弁当を取った近くを鳴子川が流れている。この川は次々と名前を変えながら筑後川となる 弁当を取りながら眺めた三俣山
雨ヶ池を向かう登山道から平治岳を望む 雨ヶ池の木道 水はない
長者原から硫黄山方面を望む 長者原から三俣山を望む