平成20年12月14日 鳴鼓岳・烏帽子岳・滑石峠 同行者 : 単独
鳴鼓岳・烏帽子岳は我が家から出掛ける時に正面に見える山です。いつか登ろうと常々思っていました。
最近、カミさんが付き合ってくれないので今日も一人です。
朝、10時半に家を出、11時半に左底バス停近くの登山口に着きました。
ここから、舗装された林道を2km、30分弱で駐車場に着きます。この先からは山道となりかなりの急坂で息が切れ、ふくらはぎが痛くなります。ようやく第一展望所に着く間際に、反対方向から犬を2匹連れた婆さんとその孫らしきのがこっち向かってきており、一匹の犬はリードが付いていません。近くまできてまとわりつかれました。婆さんはとみると、こっちを見て笑っています。まったく誰もが犬好きとでも思っているのだろうか。頭にきて思い切り怒鳴ってやりました。それを見て慌てて犬を叱っていましたが、「ちゃんとリードを持ってろよ」と更に怒鳴ってやりました。
気を取り直して、第一展望所へ向かいました。

林道から時津港を見下ろす もうすぐ第一展望所
第一展望所から多良岳方面を望む 第一展望所から時津を望む

第一展望所で眺めを楽しんだ後は、道標まで戻り、芝生広場へ向かいます。程なく、芝生広場への道標があり、左へ向かいます。途中二又に道は別れますが、どちらからも芝生広場へ行けますが、右の方へ行った方が楽でした。芝生広場は名前の通り小さな運動場位の広さの広場で横尾方面へ向いた反射板があります。周りは殆ど樹木で囲まれているので周辺の山が見える程度で眼下の展望はありません。ただ、広々としているので、時間によっては絶好の休憩場所でしょう。
鳴鼓岳へは先ほどの道標まで戻り、遊歩道と書かれた方向へ向かいます。
この先、烏帽子岳直下まで、鳴鼓岳を超えて、遊歩道が1〜2km続きます。
鳴鼓岳は、遊歩道の一部で山頂を示す標識がなければ見過ごしてしまいそうな感じです。
烏帽子岳へは最後に急坂が待っています。ここまで気持ちの良い遊歩道を楽しく歩いてきた体には堪えます。
急坂を登りきったら烏帽子岳です。

烏帽子岳からは痩せ尾根を来た方向から見て右方向へ進みます。左方向へも道がありますが、多分横尾方面へ下るのではないかと思います。
痩せ尾根を下り終わるとルートが分からなくなりそうなところが2箇所あります。最初の所は上へ向かう道がいかにも本線のように見えますが、注意すると長崎市内の山の会がつけた目印があります。細い獣道のような感じですが進んでいくとしっかりした道になります。
この後、右へ折れ下る箇所が分かり難いですが、少し進んだところで戻り、ことなきを得ました。ただ、結果的にはそのまま進んでも多少の薮きぎで、本線に戻れたのではないかと思います。
滑石峠の近くになると更に道は急となり、ロープを使って下る箇所があり、やがて切り通しへ出ます。本来は上床方面へ向かうのでしょうが、今日は帰宅のことを考え、白髪の方へ降りて行きました。


日並への分岐。遊歩道を進み続ける 鳴鼓岳山頂の標識
烏帽子岳直下の急坂 滑石峠の切り通し
ガードレールが往時生活道路であったことを示している 滑石トンネルの上へ出る
概念図